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「癒し渓、赤い谷より大日岳・釈迦ヶ岳」
■日時/2007.7.7〜8 ■天候/初日:雨 2日目:曇り ■釣果/なごp:5尾(3尾食べました^^)
午前8時半、旭の峠の登山口には1台のクルマも止まっていない。こんな雨の日に山へ入る物好きはさほどいない。身支度をして登山道へ入り1434Pより南側の尾根へ進む。そう、ここはあの看板の所だ。尾根沿いの道はおそらく滝川の下部から登ってくる登山道なのだろう。とてもしっかり踏まれた道だ。尾根は緩やかに下っていき、地形図上の小コルより左の谷を下る。黄色いテープが所々にあり、人臭さを感じる。まぁ…あの「ほん◯ち教の庭」なので当然だろう。谷はずっと穏やかでまさに癒し渓。沢のビギナーを連れてのハイキングコースにピッタリの谷だ。登山口より約1時間半で本流に飛び出た。 |
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平水プラス20cmは高いと思われる流れは、釣りには絶好のコンディション。「さぁ!釣るで〜」
しかし、かなり厳しいのだ。魚影薄い。釣れない・・・こんないいコンディションで釣れないのなら普段はどんな感じなのだろう。川沿いに下流からずっと道が付いているらしいし、釣り人も結構多いのだろうか?。 |
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シブイながらもなんとか人数分のアマゴをゲット。1184の二俣手前で納竿し、左岸を登ると登山道があった。渓泊の予定でテント&タープも用意してきたのだが、いまいち気が乗らない。雨は止む気配は無く今日は焚き火は無理っぽい。「深仙の宿まで登りまっか?」「そうしまひょ♪」午後3時だった。 |
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左岸の道は二俣の右俣を越えて左俣沿いに高度を上げていく。ひょっとしたら深仙の宿への直行ルート?と思ったらまさにその通りで約1時間で到着。雨の日はやっぱり小屋が有り難い。いつものようにザックから出てくるのはツマミ系ばかりでビールがすすんだ(^。^)この小屋には囲炉裏があり焚き火が出来るのだが、今日は燃やせる木がない。コンロでじっくりと1時間以上かけてアマゴの塩焼きが完成。旨い!酒が尽きると自然に眠りについた・・・ |
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翌日、雨は止んでいた。この付近は初めてというパパ氏の為に大日岳と釈迦ヶ岳のピークを踏んで峠の登山口へ下山することにした。釈迦ヶ岳山頂の釈迦如来像はちょうど建築中で足場とブルーシートが掛けられていた。山頂でコーヒータイムの後下山することにする。下山途中に数十人のグループと出会う。その中には何処かで見たことのあるオヤジ・・・あ、前鬼小仲坊の主人、五鬼助さんだ。よく見ると各自背負子に釈迦像のパーツを分担して担いでいた。重そうやなぁ。「今日完成です。一緒に作りますか?」と言われたが、すでにここまで降りてきたし・・・。峠の登山口へ降りると数十台のクルマ。イベント用のテントも張られていた。その中のおじさん(後から聞くとこの辺一帯の地主で桜井市の材木会社の社長)が、ただの登山者の我々に「まぁどうぞどうぞ」と誘われ、テーブルへ。泥ドロの親爺達は全く遠慮無しにおにぎりとシシ汁をごちそうになった。おおきに〜!ごちそうさまでした(^。^)
※尚、新・釈迦如来像は募金とボランティアの手によるものらしい。ご苦労様です。 |
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