「出ました!尺上由美子」
■日時/2008.4.29 ■天候/晴れ ■メンバー/パパ、なごp
山桜の見頃も終わりそうな中、超スローペースで釣り上がった。朝方は水の冷たさが身にしみる。
▲今日は釣る気満々のパパ
▲ミニアマゴ(^_^;) ▲ミニアマゴ(^_^;)
「尺上」1尾、「尺クラスサイズ」2尾を確認。気配を消してゆっくりとそいつの鼻先に毛鉤を入れてやるが、全く無視・・。このサイズまで大きく育ったのだから、そう簡単に釣れる訳が無い。尺上は水面を流れてくる何か小さな虫を捕食しているようだ。毛鉤を色々変えてみるが、全くさっぱり。テンカラ師はフライマンが使うような極小ミッジ等は持っていない・・・。しばらく観察していると尺上は一番捕食し易い位置にいて、尺アマゴが時折後ろから突っつくように攻めると、蹴散らすように一気に追い払った。アマゴにもテリトリーがあるのかと、実におもしろい行動だった。そのまま粘ること約1時間。300回くらい毛鉤を打ち込んだろうか(^_^;)何故そんなに続けたかというと、殆ど無視される毛鉤に20〜30回に一度ほど興味を示し、ゆっくりターンして追いかけようとしたのだ。これだけしつこく鼻先に流されたから、「いっぺん食いついたれ!」と思ったかどうかはわからない。そろそろ諦めかけたその時、その毛鉤を「食った!」「よっしゃ〜〜〜!」グッグッグゥ〜!「重い〜!」ネットは持っていないので、バレないようにゆっくりとズリズリと引きづり上げた。35cmの大アマゴでした(^。^)
▲優しい顔の「おかあさん」でした。突っつかれていた尾ビレはボロボロ。尾ビレが綺麗なままならもう少しあっただろう。
▲テン泊で行ってたなら今頃は刺身で胃袋に入っていただろうが、今回はリリースしてやりました。


■釣果:アマゴ/7尾(テンカラ)、イワナ/2尾(ルアー)※2尾のみお持ち帰り