「和佐又から大普賢岳」
2007.1.27 ■メンバー/山童子、なごp ■天候/曇り時々小雪 ■気温/山頂マイナス2℃ ■積雪/山頂付近40〜50cm
コースタイム/和佐又(7:40)〜笙の窟(8:40/8:50)〜大普賢岳山頂(10:45/11:10)
       〜笙の窟(12:10〜13:10)〜和佐又(13:45)

それなりに結構ハードな冬の大普賢岳。しかし今年は雪が少ないので楽勝か!? 以前、山童子さんは小普賢までに6時間を費やして撤退したこともあるという。和佐又駐車場代の千円は「痛い」が仕方ない。林道終盤はアイスバーンとなっていた。
準備をして出発。雪上に真新しい足跡が残っている。先行するのはこの1名だけのようだ。
▲和佐又スキー場。雪は例年よりかなり少ない。 ▲埋もれた梯子を登る山童子さん。
▲ふぅふぅ言いながら登る私。 ▲ちょっとやらしいとこもあります。
笙の窟(しょうのいわや)で小休止の後、日本岳のコルまではトレースがあった。ここで先行の単独者を追い抜く。昨日の雨は標高1500m以上ではやはり雪だったようで新雪が積もっている。石の鼻からはアイゼン+ピッケル装備で行く。小普賢のトラバースはちょっとやらしい所があるので、冬期はピークを直登するらしいが今日は夏道でもいけそう、と山童子さんの判断。右下が切れているので多少怖いが、所々股下まで雪に埋もれながら抜けた。その後も夏道通しでやがて奥駈道と出合う。最後は膝下くらいのラッセルで山頂へ。
▲トレースは無し。 ▲山頂にて。
▲山頂にて。 ▲笙の窟の「ニョキニョキ」。上へと伸びる氷柱。
山頂は小雪がちらつき展望無し。気温はマイナス2℃で暖かく感じた。小休止していると単独者も登ってきたので少し会話を交わした。東京から大阪に転勤になり、大普賢は初めて来たという。年期の入ったピッケルやアイゼンが印象的だった。
笙の窟まで一気に下り昼食とした。ここは風裏になるので冬でも快適な宴会場だ。

下山後、山鳩の湯に浸かって帰路についた。おつかれさまでした。