「針ノ木岳から爺ヶ岳縦走」

■2009.5.2〜4 ■山域/北アルプス後立山連峰
■メンバー/山童子・ヤッサン・うーちゃん・なごp
■天候/1〜2日目/晴れ 3日目/曇り ■最低気温/0℃(マヤクボノコル) 
■コースタイム
1日目/扇沢(6:30)〜針ノ木雪渓〜マヤクボ沢〜マヤクボノコル(12:30/14:00)〜針ノ木岳(14:20/14:30)〜マヤクボノコル(15:30/泊)
2日目/マヤクボノコル(6:30)〜スバリ岳(7:30)〜赤沢岳(9:30)〜鳴沢岳〜新越山荘(12:00)〜岩小屋沢岳〜種池山荘キャンプ地(15:30/泊)
3日目/種池山荘キャンプ地(6:40)〜爺ヶ岳南峰(7:20)〜南尾根〜扇沢(10:30)

【針ノ木雪渓を登る】
快晴の朝、延々と続く雪渓登り。紫外線の照り返しは強烈なのでUV対策はしっかりと。
▲針ノ木雪渓 ▲マヤクボ沢へ入る
▲鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳
▲マヤクボノコルにテントを設営
【マヤクボノコル】
昼食を挟んでゆっくりと約6時間でマヤクボノコルに到着。扇沢からは約1200mも上がったことになる。立山方面に目をやれば、雄山から劔岳の絶景が広がる。ここはまさに雲上のテン場だ。
▲マヤクボノコルより立山と劔岳
【針ノ木岳へ】
テントを設営後、空身で針ノ木岳へ向かう。すでに雪も腐ってグサグサで慎重に登って行く。際どいトラバースを抜けて山頂へ。360度の大展望が広がる。
▲右上が針ノ木岳のピーク ▲山頂にて集合写真
▲山頂からのパノラマ写真(クリックで拡大)
【うーちゃん滑る】
展望を楽しんだ後、下りにかかるがこの下りが嫌らしかった。うーちゃんが5mほど滑ってしまったが、ザイルで止まった。一瞬緊張が走った。滑り落ちたら黒部湖まで止まらないかもしれない。
【山頂に忘れ物】
コル近くまで降りてきたときに山童子さんが「カメラを忘れた!」という。「えーーーーーーー!」。お疲れさまです・・・。山童子さんなら誰も心配はしません。一人で山頂2往復となりました。

初日は寝不足で疲れ果てていたので、星空を見るまでもなく就寝。
▲スバリ岳の下りも結構な急斜面
▲赤沢岳よりスバリ岳と針ノ木岳を振り返る
【種池山荘を目指す】
2日目も晴天。朝方は0度まで気温が下がった。種池山荘までの夏道コースタイムは約6時間。今日中に辿り着けるだろうか?まあ、のんびり行きましょ。朝方は雪が締まっていてアイゼンが良く効く。
▲夏毛に切り替わり中の雷鳥 ▲鳴沢岳の下りは急なトラバース
▲雪に埋もれた新越山荘と岩小屋沢岳
【鳴沢岳】
ちょうど一週間前に遭難のあった鳴沢岳。黒部側の急斜面には捜索の足跡が沢山残っていた。ここの山頂では写真を撮るのはやめておいた。
▲岩小屋沢岳を越えたら巨大な雪屁が続く
▲種池山荘キャンプ地
【種池山荘】
巨大な雪屁地帯を進み、種池山荘前の最後の登り返しを越え到着。マヤクボノコルから約9時間かかった。もう…みんなヘロヘロであった。雪面を整地してテントを設営。小屋は期間営業しておりビールが手に入った(^。^)
翌朝、種池山荘前にて
【爺ヶ岳南峰】
3日目は曇り。キャンプ地から緩やかな斜面を登ると爺ヶ岳南峰。針ノ木岳からの辿ってきた稜線を眺めて満足感に浸った。ここからは冬道の南尾根を一気に下り扇沢に戻った。

今年のGWも天候に恵まれ最高の稜線歩きが出来た。針ノ木雪渓では10名ほどの山スキーヤーが見られたが、種池山荘までの稜線で出会ったパーティは3組ほどと少なめ。爺ヶ岳から鹿島槍へ向かう登山者の多さに比べれば、かなり人気の低いコースだ。針ノ木岳、スバリ岳周辺の岩場はちょっと嫌らしいし、結構な距離があるからかもしれない。