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■2001.10.13〜14 メンバー/ETE登山隊(かき、パパ、なご)天候/晴れ 【コースタイム】林道終点白川八丁(8:30)→(14:30)狼平小屋(泊) 狼平小屋(7:30)→(9:00)八経ヶ岳(9:40)→ (10:00)弥山小屋(10:20)→(12:00)トンネル西口 |
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以前から気になっていた弥山川から八経ヶ岳へのコース。紀伊半島の山と沢を愛する我々としては一度は踏んで置きたいコースであった。先日このコースを登った「OBAの我羅苦多部屋」のoba さんのレポートを拝見したこともあり、さっそく行ってみることにした。ただ、下山ルートは天川川合へダラダラ下るのも意味がないので、最短のトンネル西口にクルマを1台デポする。熊渡からの荒れた林道をクロカン走行を楽しみならが、隊長のパジェロはドン着きまで突っ込んで行く。 | ||||||||||||||
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白川八丁は堰堤で伏流となっている。しばらくは水のない河原歩きの後、流れが出てきたところで左に標識のあるところから登山道に入る。近年整備されたこのコースは鉄製の橋などで簡単に通過して行けるが、ルートが沢筋に降りて行けば岩に杭を打ち付けただけの場所もあり、沢登りの要素が濃くておもしろい。 | ||||||||||||||
連爆地帯からはまさに無限?に続く梯子登りで、グングン高度を稼いでいく。最初にこのルートに梯子が付けられ20年くらいは経つのだろうか?それ以前にここを登って来た人たちは凄いと思った。梯子が無ければまさにクライミングルートであり、数倍の時間と体力が必要になるだろう。 やがて右手に双門の滝が現れた。圧巻だ!落差は約60m。じっと眺めていると「双門」の意味がわかった!水流が一枚の岩盤を奥深く削り込んで、両側の岩盤が「双門」となっているのだ。何度か写真で見たことはあったが、こうして自分の目で確認するとよくわかる。 |
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高度計を見ると出発してからもう500mほど登ってきたようだ。紅葉はまだ少し早い感じ。急な岩場に付けられた鎖や梯子を次々に登り、続いてきわどいトラバースも現れる。このコースを一般ルートにするのは、やはり危険だ。トンネル西口から弥山へ登ったことのあるハイカーレベルの登山者が安易な気持ちで入ってくると、滑落など事故が起こることも考えられる。一応、ルートが整備された今も「通行止め」の看板を取り去らないのはそのためではないだろうか。 やがて急登も終わり緩やかな登りとなって、沢沿いに出たところで昼食とした。ここの渓相は実に美しい。紀伊山地の沢はいろいろ入ったが、その中でもトップクラスだ。水も綺麗で旨い!イワナも数尾確認出来た。この弥山川は世界的にみてもイワナ生息地の南限であり、固有種の「キリクチ」が生息してると云われている。しかし、純血のキリクチはもういないだろう‥。たぶん‥きっと‥。※ちなみに弥山川は永年禁漁区です。 |
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河原小屋付近からはルートは沢通しに進む。別にどこでも歩いて行けるのだが、親切なことにテープやリボンで目印が続いている。狼平手前のゴルジュは右側にルートが付けられており、最後に鉄の吊り梯子を登る(写真左上)。これが少しハングした岩場に付けられていて登りにくい‥。腕力のない女性などは危険です。 4年ぶりに訪れた狼平は噂通りのログハウス小屋に建て替えられていた。昔のボロボロの掘っ建て小屋からすれば、まるで別荘だ!取りあえず我々が一番乗りの様子。1Fの半分のスペースを確保してくつろぐ(写真右)。ちょっと早く着きすぎたかな?pm3:00を過ぎる頃にはお決まりの鍋宴会が始まった。コンビニで買ったホルモン等を放り込み、ごちゃまぜ鍋だが結構イケた‥。ビールが旨い〜! その後、小屋の前で他の宿泊者たちと盛大に焚き火をした。かなり冷え込んできたがポカポカして、ほろ酔い気分で気持ちがいい‥。いつのまにかシュラフに潜り込んだ‥。 |
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翌朝6時起床。 久々に12時間ほど寝たので日頃の睡眠不足を解消できた。 ここから登山道は左の丸太の階段を上るが、我々は沢通しに進んで行く。弥山川コースを登ってきたなら是非このルートを行くべきだ。靴は濡らさずに弥山川源流の美しい風景を堪能しながら登って行ける。二俣を右へとり、やがて水が切れ、ガレ場から左の原生林を登ると奥駆道に飛び出した。八経ヶ岳のピークからは20mほど南の所だ。山頂からは大峰、大普賢、大台ヶ原、釈迦ヶ岳まで一望することが出来た。 ■八経ヶ岳からのパノラマ画像 |
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■熊渡の弥山川出合から源流、そして八経ヶ岳までと、弥山川をフルにトレース出来るこのルートは実に素晴らしい!来年もまた訪れてみたいと思った‥。 |
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